坂本浮立の伝来は万治3(1660)年佐賀県藤津郡岩井川内より、同町坂本郷に伝えられたものである。この浮立は大村藩の御用浮立として、藩を代表する民俗舞踊であって、雨乞い、豊年祝い、祭礼などの際行われる。また、この浮立は神楽浮立とも呼ばれ神事舞を中心とし、よく古風を伝える。 なお、この文化財は、昭和34(1959)年5月19日に県指定無形文化財に指定されていたが、昭和52(1977)年1月11日に指定解除、同日、県指定無形民俗文化財に指定されている。 大きな地図で見る