ハクモクレンは、モクレン科の落葉樹高木で中国原産であるが、日本渡来の年代はわからない。3月中旬に咲く大型の花は、世間に広く知られている。指定のハクモクレンは、目通り幹まわり2.2m、高さ15m、高いところの枝が風害を受けて折れ、ここから雨水が侵入し心材がいたんでいるが、樹勢は必ずしも悪くはない。開花のころは、白い花が遠く平戸瀬戸からも望まれる。珍しい巨樹である。樹齢は、伝説では1,000年と言われているが、少なくとも600年は経過しているものと推定されている。 大きな地図で見る