平戸は松浦氏の城下町で、慶長4(1599)年に、平戸瀬戸を望む丘の上に日の岳城が築かれた。指定のマキ並木は、このころ植えられたものと思われる。このマキ並木は隣合って二列に並んでいる。その一つは大小12本が、カギ形に並び、そのうち最大のものは幹まわり5.5mもある。もう一つの列は12本が直線に並び、そのうち最大のものは、幹まわり3.6m、まきの並木としては、他に類のない立派なものである。 大きな地図で見る