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ファイル 旧松浦炭坑事務所一棟

大正初年に建設された県北地区に現存する唯一の石造洋館
旧松浦炭坑事務所一棟
有形文化財(県指定) 
よみがなきゅうまつうらたんこうじむしょいっとう
指定年月日昭和50(1975)年9月2日
所在地佐世保市世知原町栗迎83-5
所有者佐世保市
最寄り駅西肥バス「世知原行政センター前」下車 徒歩5分

 北松浦炭田の一つ、松浦炭坑の事務所として建築されたもので、明治45(1912)年と明記された設計図があり、大正初期の建築と考えられる。砂岩ブロック石造洋風建築であるが、砂岩は近郊で産出したといわれる。昭和45(1970)年3月に閉山するまでの約60年間、石炭産業の盛衰とともに、その本部事務所として使用されてきたが、形もよく、石造建築としての重厚さもあり、保存状態も外部はおおむね旧態を残している。現在、佐世保市世知原炭鉱資料館として活用している。県北地域の洋風建築の遺構として珍しく、また炭鉱関係の遺構という点からも貴重なものである。

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