ハカマカズラは琉球系の常緑のマメ科のつる植物で、南日本特産である。大きくなると幹のまわり40cm、葉と対生している巻きひげで付近の木に登る。葉は直径10cm、丸味をおびているが、先が深く二つに裂けていてはかま状。初夏のころ、長さ10cmほどの穂に淡緑色の五弁花をつける。秋に太くて短い果実、つまりさやができ、なかに直径1cmほどの黒褐色の堅いまめが入っている。このまめ(種子)でロザリオや数珠をつくる。ここは九州西海岸における分布の北限である。
width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="https://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E4%BD%90%E4%B8%96%E4%BF%9D%E5%B8%82%E5%B0%8F%E4%BD%90%E3%80%85%E7%94%BA%E7%9F%A2%E5%B2%B3%E4%B8%8B%E5%B3%B6&aq=&sll=33.176718,129.79469&sspn=0.056609,0.042229&brcurrent=3,0x356aebfe47706f4d:0x917dded74e9c03d9,0&ie=UTF8&hq=&hnear=%E4%B8%8B%E5%B3%B6&t=m&z=14&ll=33.23082,129.546651&output=embed">
大きな地図で見る