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ファイル 琴海のカネコシダ群落

○長崎県の植物学者金子保平(1869~1935)により発見○国の絶滅危惧種ⅠB類
琴海のカネコシダ群落
天然記念物(県指定) 
よみがなきんかいのかねこしだぐんらく
指定年月日昭和58年(1983)8月30日
所在地長崎市琴海形上町
所有者長崎市
最寄り駅バス「形上」下車 徒歩2時間

 中の川内楠原の個人氏宅に隣接した町有の細道に沿って、延長およそ100m、高さ20~30mの急斜面にウラジロと混生した大群落である。カネコシダは、ウラジロ科ウラジロ属の植物で、正月に用いるウラジロに似ているが、葉の裏が白くないことなどが特徴。日本では、明治37年(1904)に佐賀県黒髪山で発見され、牧野富太郎が新種として、学名とカネコシダの和名を付けた。本県では千葉常三郎が昭和10年(1935)頃西彼町亀(かめ)岳(だけ)で小さい産地を発見、現在では西彼半島内に数か所産地が見つかっているが、ここは指定地(2,875㎡)も大きく、市が公有化し保護している。


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