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ファイル 出津のプラケット「無原罪の聖母」

○ド・ロ神父の遺品の一つ 
出津のプラケット「無原罪の聖母」
有形文化財(県指定) 
よみがなしつのぷらけっと「むげんざいのせいぼ」
指定年月日昭和43年(1968)12月23日
所在地長崎市西出津町2633
所有者出津修道院
最寄り駅バス「桜の里ターミナル」乗り換え「出津文化村前」下車 徒歩10分

 青銅製方形プラケット(大型メダル)で,マリアは存在当初から原罪を免れていたとする無原罪の聖母を表わす。長辺11㎝,短辺7㎝。四隅に天使の顔があり,フランシスコ会の帯の紐が周囲に刻まれてある。明治初年から外海地方で布教活動に従事したパリ外国宣教会のマルク・マリー・ド・ロ神父(1840~1914)の遺品の中にあったもので,外海地方の信者が潜伏時代に伝承したものと思われる。スペイン製で16~17世紀に日本に伝来され,同図柄のものが板踏絵に使われ,現在東京国立博物館に保存されてある。キリシタン時代には聖母マリアに対する信心を育てるために広く使われたものである。


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