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ファイル 芒塚句碑(3基)

○向井去来が日見峠で詠んだ句が刻まれた碑
芒塚句碑(3基)
有形文化財(県指定) 
よみがなすすきづかくひ(さんき)
指定年月日平成13年(2001)2月26日
所在地長崎市芒塚町583-2
所有者長崎市
最寄り駅バス「芒塚」下車 徒歩5分
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 国道34号線日見トンネル東口の右手丘上にある江戸時代の俳人・向(むか)井(い)去(きょ)来(らい)の句碑である。長崎の俳人達が天明4年(1784)に建立した。去来は、正保4年(1647)に長崎・立山の地に孔子廟(後に発展して中島聖堂となる)を創建した儒医・向井元(げん)升(しょう)の次男で、慶安4年(1651)に長崎市の後(うしろ)興(こう)善(ぜん)町(まち)に生まれた。長じて京都に出て、松尾芭蕉の弟子となり蕉(しょう)門(もん)十(じっ)哲(てつ)にも数えられるほど名をなした。元禄2年(1689)に帰郷した去来が京都に帰る時、見送りの卯七との別れを日見峠で詠んだ「君が手も まじるなるべし 花薄(すすき)」の句が刻んである中央の「句碑」、去来の紹介や漢詩を刻んだ向かって左側の「漢詩の碑」及び去来を顕彰して安政3年(1856)に建立したと「献句の碑」の3基からなる。移設前は、日見トンネル東口の左手丘上に所在し、昭和29年(1954)に県指定史跡として指定され、長らく市民に親しまれていたが、九州横断自動車道日見インターの建設に伴い、有形文化財として現地に移設された。


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