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長崎文化百選 みなと編
まなぶ

小浜温泉湯祭り(小浜町) ●4月第1土・日曜日


▲小浜温泉湯祭りのフィナーレを飾る全九州花火師競技大会

 

温泉の薬効普及  穎川入徳を供養
湯の町小浜の温泉祭りは4月1、2日の桜の時期に行われてきた。平成11年からは第1土・日曜日の開催に変更された。
初日に、小浜温泉の薬効を広めたことで知られる江戸時代の中国人漢方医、陳明徳(日本名穎川入徳)碑(伝明寺所在)前で供養を行う。その後、小浜神社に移り、湯の神である「スクナヒコナの命」を祭祀(さいし)して、神事が行われる。
それが終わると、子供神輿(みこし)や樽神輿、婦人会の仮装行列、踊りのパレードなどが催される。小浜町温泉街には自治会が5ヶ町あり、持ち回りで5年に1回、出し物を出している。それが毎年変わり、その年に何が出てくるかが楽しみという人も多い。
2日目はのど自慢大会や現代的な各種のイベントが計画されており、夜、昭和63年から始まった全九州花火師競技大会が華やかに行われる。
これを目当てに、毎年小浜へくるという人も多く、温泉街がもっとも華やいでにぎわうときである。
小浜温泉は江戸時代に開かれたと伝え、源泉が78ヵ所もあり、現在使われている泉源は30ヵ所以上にもなる。弱アルカリ性の含臭素食塩泉で温度が百度ほどの名泉である。
穎川入徳(えがわにっとく)(1596〜1674)は、寛永四年長崎に渡来した中国浙江省の人。名医として名高く、当時の日本の漢方医を一新したといわれる。






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